【この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません】 第1話:朝の鹹豆漿に、微熱の予感 高雄の朝は、予想よりもずっとやさしい香りがした。 ホテルのロビーに、彼はもういた。 タロス。日本から来た、声だけで人をとろかすYOUTUBER。 で...